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ヤマハ発動機株式会社 Revs Your Heart

ヤマハモーターエンジニアリング株式会社新卒採用

若手エンジニア座談会

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現在の業務について

同期入社とはいえ、普段は異なる職場で異なる業務に就く若手エンジニアたち。
六者六様の業務内容に、お互い興味津々のようです。

(鈴木)ロードスポーツモデルの内装部品に関するモデリング業務を行っています。今の担当は、シートの樹脂部品など、シートに関係する業務全般。大きな部品から小さな部品まで、幅広く担当しています。

(金原)僕はFI(電子制御式燃料噴射)の量産ソフトの開発に携わっています。業務の流れとしては、まずは「こういう機能が欲しい」という要望を受けて、それを満たすプログラムを作るのですが、そのプロセスは多く、レビューを交えながらだんだん具体化していくんです。その前半部分で、どんな機能が必要になるか、どうやってその機能を満たすかを決めて、後半のプログラム作成担当者に渡す資料をまとめるのが、現在の僕の仕事です。

(石橋)FI用のソフトというと、ECU(エンジン制御ユニット)に使われているもの?

(金原)そう、基本的にはECUだけど、最近はVCU(車両コントロールユニット)とかMCU(モーターコントロールユニット)などさまざまなユニットが出てきていて、今はここにいる栗本さんが担当している、MCUに関するソフトウエア開発にも関わっていますね。

(栗本)今、金原君が話してくれたように、電動系バイクのモーターを制御するMCUのソフトウエアを開発しています。今担当しているのは、試作段階のさらに前にある「プリ試作」というもので、試作ソフトを開発するプロジェクトの一部になります。電動モーターの制御はヤマハモーターエンジニアリングにとってはまだ比較的新しい分野なので、先輩たちの知見を頼りながらも、トライ&エラーでソフトウエアが動作する状態まで持っていくのが私の業務です。

(佐藤)ボディ設計の担当として、今はEVスクーターの開発に携わっています。ヤマハモーターエンジニアリングのボディ設計は車体全般にわたるので、樹脂製の外装から鉄製のフレーム、電装系を含む全体レイアウトなど幅広い部品を担当しています。

(石橋)モーターサイクルの実機評価を行っています。今のメインは中東や南米に向けて出荷されるモデルを担当しています。実機評価は、評価設備やテストコースで行うため、公的な資格やヤマハ発動機グループ独自の資格など、必要なライセンスがたくさんあるんですよ。最近やっとテストコースを走れるライセンスが取れたので、担当業務が広がって張りきっているところです。

(栗本)そんなライセンスがあるんだね、知らなかった。

(佐藤)僕のグループでは、最近みんなでライセンスを取ろうという動きがあって、僕も講習会に通っているよ。設計者も実機をもっと知るべきだということで。

(平出)僕も実験評価を担当していますが、石橋君のように実車を使うわけではなくて、エンジンなどのパワートレイン部品が対象となります。プロジェクトではまず先行開発があって、先導段階に進み、型物試作という流れになるのですが、今は先導の部分が僕の担当です。

(石橋)先導って?

(平出)先導段階では、プロジェクトの目標に最適な仕様を見つけるために、さまざまな仕様を試行します。例えば、設計の段階ではわかりにくい干渉のような不具合や、形にしてみてわかる改善点などもあるので、その場合はどのように改善したらいいのかを検討して、物理的な評価を行い、プロジェクトに最適な仕様を確立していきます。そうやっていろいろ試しながら、手間もコストもかかる試作段階での手戻りを極力減らすのが先導の役割です。

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