先⾏技術開発

先⾏技術開発Advanced Technology Development

コア技術の獲得とMBDバーチャル検証技術で、
モビリティの新たな価値を創出

次世代のパワーソースを備えた「魅せるモビリティ技術」を圧倒的スピードで具現化し、世の中に届ける。その実現のために、機械、電気電⼦、制御、CAE、実験評価などさまざまな専⾨スキルを持つエンジニアが集結。当社の新たな強みとなるコア技術の獲得を⽬指しています。現在は、電動化や代替燃料対応技術など次世代モビリティに対応する技術を磨くとともに、MBDを活⽤した独⾃のバーチャル検証技術を通じた開発スピードの迅速化に取り組んでいます。

次世代モビリティ技術

得意分野を活かして新たな技術領域を探究

ヤマハ発動機グループのエンジニアリング会社として、陸海空あらゆるモビリティのCASEなど次世代技術対応を進めています。同時に、ヤマハの既存製品や輸送機器の枠を超え、⾼電圧⾼出⼒EVや燃料電池システム、エネルギー授受技術等の新たな技術領域を探究し、これまでにない価値の創出を⽬指しています。当社はこれからも得意分野である制御技術を活⽤し、CASEやその先の未来に対応する技術開発に注⼒していきます。

多軸制御技術

モビリティの未来を魅せる、コンセプト⾞両開発

技術で新たな価値を⽣み出す。その挑戦のひとつが“多軸制御技術”です。これは、通信連動制御によって複数のモーターを同時に制御する技術で、従来のモビリティでは不可能な動きや操縦性を実現することができます。当社ではこの技術を“魅せる化”するコンセプト⾞両として、前後輪駆動2輪EV『BiBeey（ビビー）』や駆動4輪、操舵4軸の8軸制御を実現した『Natchey（ナッチ）』を開発。展⽰会などを通じて、モビリティの新たな可能性を訴求しています。

BiBeey（ビビー）／Natchey（ナッチ）

MBD可視化バーチャル検証システム

現実の動きを再現するバーチャル検証で開発を加速

さまざまなモビリティの検証において、計算値やグラフだけでなく、実機の動きや機能を⾃由かつ直感的に検証できるシミュレーター、それが“MBD可視化バーチャル検証システム”です。⻑年にわたって蓄積してきた当社の技術が基盤となっており、MBDとゲームエンジンを組み合わせることで陸海空あらゆる仕様のモビリティの動きを、さまざまなフィールドや条件の中で繰り返し検証できます。当社ではこのシステムを開発・提案の迅速化に活⽤するだけでなく、モビリティを使ったさまざまなサービスの検証にも展開すべくブラッシュアップを重ねています。