先行技術開発

部門メッセージDepartment Message
マルチスキルと枠にとらわれないアプローチで、
新たな自社コア技術の獲得に挑もう
先⾏技術開発では、お客様や社会へ新たな魅⼒価値を提供するための 「⾃社コア技術獲得」をミッションに掲げ、バーチャル検証システムを含む⾃社独⾃先⾏テーマの開発、EV、MBDなどに関連したヤマハ発動機グループの研究開発系業務、ヤマハ発動機グループ以外の外販開発業務など、幅広い分野にわたる開発に取り組んでいます。これまで、当社はヤマハ発動機グループのエンジニアリング会社として、二輪車や船外機製品の開発から生産設備設計までさまざまな技術を提供してきました。その経験を集約して当社独⾃の価値を創出するために、当部⾨には機械や電気電⼦、制御など多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まり、従来の枠にとらわれないアプローチでモビリティの可能性を拡げる挑戦を続けています。
先⾏技術開発というとエキスパートだけが集結しているチームのように思われるかもしれません。しかしモビリティの価値の多様化とともに技術のベクトルも多岐にわたっており、若⼿社員が第⼀⼈者として活躍するシーンも珍しくなくなっています。当部⾨ではそれぞれの専⾨分野に「機能コーディネーター」と呼ばれるリーダーが存在し、新⼈はその指導の下で基盤となる技術を⾝に付けていきます。しかし若⼿だからといって特定の業務に縛られることはありません。誰にでも⾃分のアイデアや取り組みを、新たな技術テーマの創出や推進につなげられるチャンスがあるのです。『こうしたい』を⾃ら考え、説得⼒のある根拠と思いで発信できる“チャレンジ能動エンジニア”マインドを持ち、得意分野の周辺にある技術や知識スキルも保有する“マルチスキルエンジニア”として活躍していただくことを期待しています。
先⾏技術開発という未知への挑戦は、⽩紙のキャンバスに絵を描き、道のないところに道を創ることです。それはワクワクする体験であると同時に、最後までやり抜くことの困難さも伴います。当部⾨で得られる多様な経験を糧にして、“なりたい⾃分”や“⾃⾝の野望”と会社の⽬指す⽅向とのシナジーを⽣み出しながら、技術を通じて世界に笑顔を届けていく。そんなエンジニアを⽬指しましょう︕


SHIRASAWA TATSUKI⽩澤 樹
⼊社︓2018年専攻︓機械工学系
社員インタビューEmployee Interview
机上検証の⼿法を駆使して
先⾏システムの開発を加速する
SHIRASAWA TATSUKI⽩澤 樹
⼊社︓2018年専攻︓機械工学系
業務内容と仕事のやりがい
現在の業務では、陸上製品の先⾏システムをモデルベース開発(MBD)と呼ばれる⼿法を⽤いて開発しています。主な内容としては、開発対象のモデルを作成し、各種諸元が変わった際のシステムとしての成⽴性をシミュレーションにより検証し、最適なシステム構成を検討しています。机上検証がメインとなりますが、MBDでは実際の動きをイメージできることも重要であるため、実機に触れる機会も多くあります。
お客様と直接コミュニケーションを取る機会もあるため、評価の良しあしに関わらず実際の思いを聞けた際には⼤きなやりがいを感じられています。

仕事を通じて成⻑したこと
⼊社まではほとんど触れる機会がなかった分野であったため、最初は上司や先輩に指⽰された内容をこなすだけで精⼀杯でした。その中でも、有識者の考え⽅を学び、必要に応じて社内外の教育で知識を習得していくことで、指⽰待ちだった開発スタイルから、指⽰された内容プラスアルファで⾃らの考えを提案する開発スタイルに変化できていると感じています。
当社で誇りに感じること
エンジニアは個⼈で開発を進めていくイメージが強かったのですが、組織として開発を進められていると感じています。特に困りごとが発⽣した際、その内容を打ち上げてから他のメンバーからサポートをもらえるまでがとても早いです。このような困った際にお互いにサポートし合える組織となっているのは、開発を⾏う上での強みであり誇りに思います。
仕事を通じてかなえたい夢や⽬標
⾃分の提案した技術が搭載されている製品を世に送り出したいと思っています。そのためにも、最先端の技術動向を把握できるようアンテナを⾼く張ることを意識するとともに、実現できる技術⼒が⾝に付くよう、社内外の教育を通じて⾃⾝のスキルアップに努めています。
一日のスケジュールSchedule of a day
7:00 | 起床 まずはゴミ出し |
---|---|
7:40 | 出発 |
8:00 | 出社 メールチェック |
9:00 | プロジェクトミーティング メンバー間で進捗・課題を共有 |
10:00 | 検証用のモデル作成 |
12:30 | 昼食 |
14:00 | モデルの動作確認 |
16:00 | まとめ資料作成 |
18:00 | 帰宅 |
21:00 | 友人とゲーム |
24:00 | 就寝 |