[E054]消防用 LED可搬式投光器/駿東伊豆消防本部沼津北消防署様
取り回しのよさが、屋内進入時の力に!
[ 2024年7月取材 ]

「カラビナフックで装着するとX-BUSTERが安定するため活動中に揺れが気になりません」とお話しいただきました。
取り回しがよく、現場に携行しやすい!

これまで使っていたハロゲン投光器と比べて、軽くてスタイリッシュになったのが第一印象でした。小型でコンパクトなので手に持ってもよし、カラビナフックで腰に装着しても安定するため揺れが気にならない、など現場に携行しやすくなりました。
使い勝手の面でも、ハロゲン投光器では、ライトを切り替える際、後ろのつまみを操作しなければならず、両手が必要だったのに対し、X-BUSTERは片手だけで操作ができ、操作性が上がったと感じます。

明るい、照射範囲が広い!

屋内進入する際、隊員全員が現場を確認できるようにすることが重要なため、現場全体を照らすように心がけています。はじめは白色の拡散モードで全体的に照らしながら進みます。煙が濃くなってくると拡散モードでは光が反射して見えづらくなるため、黄色光の集光モードに切り替えます。濃煙の中で使う資機材なので、「煙の中を通せる光」というのがいいですね。
また、火災の現場は炎があるから明るいと思われがちですが、火元に行くまでは暗いので、ハロゲンと比べて格段に明るく照射範囲も広がったX-BUSTERはとてもありがたいです。
意思疎通の最終手段としての安心感
我々高度救助隊は、人命救助のために現場での情報収集や隊員同士の状況把握を大事にしています。進入してからも意思の疎通、コミュニケーションが必要なので、無線を使って連絡を取り合っています。


ただ、面体を付けての無線の使用は、状況によっては上手く伝わらなかったり、手がふさがっていて無線が使いづらかったりします。瞬時に連絡を取りたい時、X-BUSTERの信号機能は最終手段として安心材料になっています。X-BUSTERを持っているその手ですぐに信号ボタンを押せるのも助かります。
選べるカラビナフックの位置は便利

ハロゲン投光器にはカラビナを付けるフック穴が無かったので、自分たちでカスタムして装着していました。X-BUSTERには4か所のカラビナ用フック穴があり、我々は手をフリーにしたいときは一番先端につけています。現場の状況に合わせて選べるのは使いやすいですね。

「照らす範囲が広い、色が違うライトがよい、明るさがよい」とお話しいただきました。左から、山本副隊長、小坂隊長、花木隊員、鈴木隊員、村井隊員、ありがとうございました。

駿東伊豆消防本部沼津北消防署外観